WEC(FIA世界耐久選手権)ダイジェスト 2019-2020
8年目を迎えた世界最高峰のモータースポーツ「FIA WEC」、シーズン8も中盤戦に突入。第4戦バーレーン決勝は見所満載。
さらに今回は先日行われたトヨタ・ガズーレーシング・フェスティバルを取材。日本車で初めてル・マンを制したマツダ787Bや日本人初の表彰台獲得を果たしたTS010など、往年の名車のいまだ色褪せぬ走りをお届け!
頂点を争うLMP1クラスは現行車両規定最後のシーズン。トヨタが心血を注いで開発したハイブリッドレーシングカーに対するノン・ハイブリッドのプライベーター勢がサクセス・ハンディキャップ制を活かし、前戦ついに打倒トヨタを果たし、世界最高峰のレースは予測不能の戦国時代に。
その下に位置するLMP2クラスにはグッドイヤーが参戦開始。車体性能が均衡がとれたこのクラスに再び熾烈なバトルが返ってきた!
そして、今や世界中のレースファンから熱い支持を受ける激戦区「GTE」クラスではポルシェ、フェラーリ、アストンマーティンがプライドをかけ、タイトル獲得を目指す。その戦いは毎レース「コンマ1秒」を争う熾烈さ。
今回のバーレーンは8時間の長丁場。サクセス・ハンディキャップによりかつてない苦境に立たされた王者トヨタの戦いぶり、そして8時間スプリント、常にコンマ1秒を争う激戦のGTEプロクラスは必見。これぞ、モーターレーシング!壮絶なバトルの数々をお楽しみに!